久々に河内の有明海沿岸沿いを車を走らせてきました。
かつての通勤路でもある、この道は、何も変わらず雨上がりのキラキラベタナギ
仕事でもなく、休暇でドライブを楽しむでもなく、葬儀に向かっているのでした。
友人のご令嬢は、赤ちゃんを産んだ直後、出血が止まらず帰らぬ人となりました。
37歳でした。一流企業に就職ご、海外留学、マスコミの仕事、国際結婚、最近ではYOU TUBE開局し、地元大学の日本語教師にもこの春から決まっていたようです。
家族が増えた最高の喜びの時に あまりにも残酷な仕打ち
娘に先立たれた、母親が見てられませんでした。祭壇に娘の名前を何回も泣きながら、呼んでました。 どんなに呼んでも答えてくれない。
最後に妻に先立たれ、子供を母親無しで育てていかなくてはならないご主人が、スライドで登場しました。悲しくて、不安で、どうしようもない感情が伝わって来ました。
家族のみんなが自分を責めて参列者もさらに悲しみに。私の父の葬儀の時より、涙が出ました。
残された家族が、とても心配です。